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このところテレビのワイドショーは先日の秋葉原での事件のことばかりで、気分が暗くなります。会社を憎み、親を憎み、社会を憎み、あのような凶悪な行動にでた人間の 捕まったあとの魂の抜けたような顔を見ていると背筋に冷たいものが走ります。
こんな気分を吹き払いたく今日は本当に久しぶりに「メンデルスゾーンの真夏の夜の夢」を聴きました。子供のころ序曲とスケルツォ、夜想曲、結婚行進曲のみが収録された17センチレコードで聴いて以来、大好きな曲になっています。(シューリヒト指揮北ドイツ交響楽団でした) シェークスピアの喜劇の付随音楽として書かれたこの音楽は、まるで妖精たちが飛び交うように弦楽器のトレモノや木管楽器の可愛い魅力的な響きが「夏至の夜の前夜」の不思議な雰囲気をかもし出しています。 CDではプレヴィン指揮の全曲盤を楽しんでいますが、メンデルスゾーンの健全な魂に触れたかのように聴くものの心を幸せでいっぱいにしてくれます。中間部の夜想曲はホルンがメルヘンの恋人たちの世界に誘ってくれるようです。私は交響曲4番イタリアとこの夜想曲は、クラシック音楽の中で最も美しい愛の音楽だと思います。 つづく結婚行進曲はもう聴き飽きてしまって単独では飛ばして聴くのですが全曲盤では物語のクライマックスとなり印象が違ってきます。 なお、この音楽の序曲はメンデルスゾーンが17歳の時の作品です。序曲以外は17年後の34歳の時に完成されました。でも驚くことに2期にわたって書かれた作品は全く違和感がなく一気に書かれた印象があります。メンデルスゾーンがいかに早熟な天才だったかという証明ですね。 さてもうすぐ「夏至」です。ヨーロッパでは夏至の前夜には妖精たちが飛び交い何か不思議なことが起こると言い伝えられ、若い男女が幸せな結婚を祈るという風習があるそうです。 日本でも夏至にはそんな幸せの妖精が若い人たちの上にも降りて来ればいいですね。 メンデルスゾーン:≪真夏の夜の夢≫ほか |
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2008-06-13 Fri 00:19
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| 夜想曲〜Nocturne〜 |
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