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あと3日で新しい年が来ます。今年は「偽」という”今年の漢字”で表されるように、色んな詐欺事件が起こりましたね。
干支の最初にあたる来年の「子年」はもっといい漢字で締めくくれるような一年になって欲しいものです。 さて、音楽では年末の行事と言えば「紅白歌合戦」となるでしょうが、クラシックファンはやっぱり「ベートーベンの第九」じゃなくてはなりません。世界でも最も第九の演奏回数の多い国が日本だそうです。それも年末に集中しているというところが面白いですね。 新年はウィーンの「ニューイヤー・コンサート」で始まり「第九」で締めくくる。こんなに素晴らしいことはありません。 私も毎年第九のコンサートを聴きに行っていましたが、今年は行けずに終わりそうです。せめてCDででもと思い、ケースから取り出したのは・・・・・ ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデンの80年のライヴ録音盤でした。スタジオ録音の全集も持っていますが、やはり実況とあって白熱の度合いが違います。いつもの冷静なブロムシュテットではないくらい熱くなっているのが分かります。世界最古のオーケストラ、シュターツカペレ・ドレスデンも共感にあふれた素晴らしい演奏をしています。 CDでの最後の熱狂的な拍手も分かります。私ももしこの演奏を生で聴いたら、多分涙が流れ落ちるほど感動しただろうと思いました。 この第九を聴くといつも「これほどの傑作を書いてしまったら後はこれ以上のものを作るのは難しいだろうな」思います。それほど、このベートーベンの最後の交響曲は「音楽の金字塔」でいまだにこれ以上の傑作はないと思ってしまいます。
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2007-12-28 Fri 22:23
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久しぶりにハイドンの「パリセット」交響曲82〜87番を聴いていたら、ハイドンにスイッチが入ってしまい、続けざまに「ザロモンセット」を聴いてしまいました。
ハイドンのザロモンセットとはまたの名前を「ロンドンセット」とも言います。長年勤めた「エステルハージー家」の宮廷楽長を辞して、新しい世界へと飛び出し大成功したのが、「ロンドン(ザロモン)セット」といわれる12曲の交響曲集でした。 ザロモンとはヴァイオリニストでありまた、目先の聞く興行師でもありました。ロンドンで年20回もの演奏会を開催していたそうです。1790年にハイドンの招聘に成功して、このハイドンの傑作12曲を生むことになるのです。 ハイドンも高額の報酬と、ロンドンというヨーロッパ随一の大都市の聴衆のために力を込めて作曲したことには間違いがありません。それまでの交響曲とは桁違いに内容も深くスケールも大きくなっています。 ハイドンの傑作とされている「パリ交響曲集6曲」と比べてもはるかに充実しています。まさにハイドンの交響曲の集大成とも言うべき12曲です。93番から104番まで1曲たりとも駄作はなく、全てが高い水準の出来栄えです。特に最後の104番では堂々たる構成と真摯な内容が後のベートーベンを思わせます。 もし、ハイドンがもう少し長生きしていればベートーベンの交響曲のような作品を書いたかも知れません。ユーモアと諧謔にあふれたハイドンにしては、威厳と風格に富んだ104番は異質だと感じていましたが、新しい作風の萌芽だったかも知れませんね。最後の交響曲を聴いていてそう感じました。 全曲でこの値段!驚きです
これはおすすめです↓
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2007-12-07 Fri 23:10
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ニューイヤー・コンサートのことを書いたらウィンナワルツのスイッチが入ってしまい、色んな演奏を聴いてみました。そんな中でフェレンツ・フリッチャイの61年の演奏に心打たれました。
フリッチャイといってもご存知ない方もおられるかと思います。何しろ48歳の若さで1963年に亡くなっているのですから。亡くなるまでの13年間は白血病の為、何度も手術を繰り返して復帰するたびに数多くの録音を行い、ドイツ・グラモフォンのエースとしての期待がかけられていました。もしこんなに早く亡くならなければ、カラヤンの活動も制限されていたことでしょう。ひょっとしたらベルリン・フィルの常任指揮者になっていたかも知れません。 今でも、フリッチャイの指揮したモーツァルト交響曲やオペラ、ベートーベンの交響曲は名演奏としてカタログに残っています。 こうした、事情のある指揮者のウィンナ・ワルツ集がただ単なる舞踊音楽で終わるわけはありません。誰よりも遅いテンポで、じっくりと味わうように演奏しています。そこにはウィーン情緒とか愉悦感などは殆ど無く、ただひたすら音楽に奉仕しているような感じさえ受けます。 まさに命を懸けた演奏ではないでしょうか。私はこんなに味わい深く充実した、ウィンナワルツを聴いたことがありません。まるで交響詩のようです。 ウィーンの貴族や大衆に大いに愛されたワルツが、ベートーベン、モーツァルトに匹敵する芸術作品にまで高められた気がしました。今までじっくり聴く機会が無かったのか、あるいは自分の鑑賞力の無さだったのでしょうか、フリッチャイのウィンナワルツがこんなにすごいものだとは気が付きませんでした。聴けば聴くほどずっしりとした思いが込められていて、音楽が心に語りかけてきます。 最後の「ウィーンの森の物語」では感動のあまり目頭が熱くなったほどです。 (演奏はベルリン放送交響楽団1961年の録音です。)
ヨハン・シュトラウスII:こうもり 序曲 フリッチャイ(フェレンツ) ベルリン放送交響楽団 J.シュトラウス |
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2007-12-02 Sun 00:17
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年末年始になると、頻繁に演奏されるのが、ベートーベンの合唱交響曲とウィンナ・ワルツです。
ベートーベンの崇高なる交響曲「合唱」で今年一年を締めくくり、新しい年は底抜けに明るいウィンナ・ワルツで迎える、というのがもうすっかり定番になっていますね。 毎年お正月にオーストリーからの同時放送で演奏される「ニューイヤーコンサート」は本当に楽しみです。今まで、ボスコフスキー、カラヤン、クライバー、マゼール、小澤征爾、などの世界一流の指揮者が楽しいひと時を演出してくれました。 なんと言ってもワルツの本場ウィーンの微妙なリズム感を再現してくれる、ウィーンフィルの演奏は素晴らしく、全曲すっかり魅了されてしまいます。 ベルリンフィル、ニューヨークフィルなど一流の演奏を聞くと、それなりに立派に演奏していて感動するのですがひとたびウィーンフィルの演奏を聴いてしまうと今まで聴いていた楽団の印象は吹っ飛んでしまいます。一音一音の表情に言いようのない情緒が漂っているのです。多分演奏家の体の中にウィーンのリズムが刻み込まれているのでしょうね。極端に言えば誰が指揮してもこれは、全く変化することはありませんでした。 さて、2008年にはフランスのジョルジュ・プレートルが指揮することになっています。私はこれを知って意外な気がしました。彼は主にオペラを得意にしていましたし、管弦楽曲も力ずくで演奏する筋肉系の指揮者だと思っていたからです。確か今年84歳の高齢だと思います。私のレコードでの印象は若い頃の録音だったので、高齢になった現代、どんな演奏をしてくれるのか楽しみです。 出来たら、今までにない異色の演奏をしてもらいたいものです。 ニューイヤー・コンサート2008 予約可)ジョルジュ・プレートル ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ヨハン・シュトラウス2世
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2007-12-01 Sat 18:45
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| 夜想曲〜Nocturne〜 |
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