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衛星放送でメルヴィッシュ湖畔音楽祭で喜歌劇「メリー・ウィドー」を見てからというもの、このオペレッタの虜になってしまいました。
ウィーンの作曲家レハールのこのオペレッタは巨万の富を相続した未亡人をめぐるドタバタ喜劇ですが、その脚本の面白さと、甘美な音楽の連続で20世紀初頭の大ヒット作になったものです。 ウィンナワルツの巨匠ヨハン・シュトラウス亡き後ウィーンの人気を独り占めしたレハールは多くの喜歌劇を書いており、今でも盛んに上演されています。19世紀末の貴族文化の輝きを見せるこれらの作品は、甘美なメロディがふんだんに登場して一度耳にしたら忘れられないほど印象に残ります。 主人公の男女二人の二重唱はワルツのリズムに乗って甘く切なく奏でられるので、衛星放送で見ていた私はあまりの美しさにうっとりと聴きほれてしまいました。 歌手の名前は忘れましたが、未亡人ハンナの姿もあまりにも美しかったのでその歌声を聴いていると、ついつい一目ぼれをしてしまったほどです。 沢山オペラを見てきましたが、これほど全編が甘く美しいメロディにあふれているのも珍しいですね。物語は低俗でたわいのない恋の鞘当の筋立てですがその中にある音楽の素晴らしさはどうでしょうか。 背筋がぞくっとするほど官能的で、それを歌う女性歌手にもついつい感情移入してしまい、恋してしまったほどです。 私が感動してしまったように「メリーウィドー」は1905年に初演されて以来世界中で評判になり、レハールの代表作になりました。 この喜歌劇の舞台となった貴族社会はやがて、9年後の1914年に始まった第1次世界大戦で崩壊し、やがて恐ろしいナチスが台頭してきたのだと思うとこの頃が貴族文化の最後の輝きだったのだなあと、感慨深いものがあります。
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2007-09-30 Sun 01:14
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| 夜想曲〜Nocturne〜 |
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