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メーテルリンクの「ペレアスとメリザンド」はドビュッシー、フォーレ、シェーンベルクなど多くの作曲家によって傑作が生まれていますが、シベリウスも1905年にこの劇の為の音楽を書いています。
9曲からなる組曲はシベリウス独特の清楚な響きで統一されており、温度の上がらない北欧の冷気を感じる音楽です。また微妙なニュアンスを持った断片的な楽想が次第に変化してゆくパターンはシベリウスの初期、中期のロマンティックな作風を残しており、単純な曲に深い陰影を与えています。 劇は2人の男の愛に板ばさみになったメリザンドの悲しい運命を描いたもので、暗く陰鬱なムードをもっていますが、印象派を思わせる神秘的な音楽は一度耳にしてしまえば忘れられないほどの大きな感動を与えてくれるでしょう。 作品43の第2交響曲と47のヴァイオリン協奏曲のちょうど中間に当たる作品なので、非常に脂の乗り切った時期の作品だけあって聴き応えがあります。 シベリウスの交響曲がお好きな方は、一度こういう劇音楽を聴いて見られたら如何でしょうか?北欧ムードにたっぷり浸ることが出来ますよ。
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2007-02-22 Thu 19:18
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| 夜想曲〜Nocturne〜 |
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