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凡庸な指揮者や団員から反感を買うような指揮者の下ではいい音楽が出来ないのは当たり前で、リハーサルの段階では楽団員と指揮者との丁々発止のやり取りがあるわけです。
指揮者は自分の凡庸さを悟られないように、または勉強不足を露呈しないように必死で予習をするわけです。ただ前に立って拍子をとっているだけではありません。 名を成し功遂げた名指揮者など、指揮台に上がるや否や体全体からオーラが発していて、それだけで普段よりもすばらしい音楽が奏でられるものです。 日本にも多くの名指揮者が客演にやって来ましたが、オーケストラが見違えるように世界一流のオーケストラに変身するのを目の当たりした経験があります。 マタチッチとNHK交響楽団やマルケヴィチと日本フィル、レーグナーと読売日響などこのときの演奏は今でも、名盤として残っています。 たった数回のリハーサルなのにこんなにすばらしい演奏が出来ると言うことは、的確な指摘とすぐれた指導力があるからでしょうね。 CDなで時々、名指揮者のリハーサル風景が出ていますが、トスカニーニ、アンセルメなどの手厳しい練習もあるかと思えば、ワルター、モントゥーなど和気藹々として楽しいリハーサルもあります。 厳しい中にも、なるほどなあと楽団員をうならせる鬼才といわれた、クライバーのリハーサルは微にいり細にいり徹底的に音楽を意味づける、指揮振りには驚かされました。 これではあまり多くの曲を演奏できないはずだ・・・と納得がいったほどです。 そのほか、クライーバーほどではないにもしても徹底的に音を磨き上げるチェリビダッケのリハーサルも異色のものでした。彼は長時間のリハーサルを要求するので、出来上がった音楽はまったくチェリビダッケ色に染められていて、ミュンヘンフィルが晩年の異常に遅いテンポにもきっちりあわせていたのは驚異的でした。 他のオーケストラではがたがたになっていたでしょうね。 こうして、リハーサルのDVDやCD、放送などを通じて音楽が出来上がる段階を紹介してくれるので、クラシック音楽を聴く楽しみが増えました。今後もどんどん出してもらいたいものです。 もし、私が楽団員だったら、音楽的なリハーサルをしていたバルビローリのもとでやりたいなあと思いました。彼の指揮した音楽はロマンティックで優雅ですから。 ★モントゥーの第9のリハーサルがすばらしい!
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2006-11-19 Sun 12:07
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| 夜想曲〜Nocturne〜 |
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