クラシック音楽ファンに贈る♪名曲案内♪
どちらがお好き?2つのK・314
モーツァルトのK(ケッヒェル)314番は2曲あります。

すでに皆様もご存知でしょうが、1曲はフルート協奏曲第2番でもう1曲はオーボエ協奏曲です。

この協奏曲には逸話があって、3曲フルート協奏曲の依頼があったのに時間がなかったのでしょうかそれとも気乗りがしなかったのでしょうか、1曲しか作らずにもう1曲は半年前に作った「オーボエ協奏曲ハ長調」の調を変えただけで依頼主に渡したのです。

そのうちにこのことがばれて、本来の額の半分以下しか作曲料が貰えなかったということです。

長い間、原曲のオーボエ協奏曲は楽譜が紛失していたのですが、1920年モーツァルトの息子の遺品の中から発見されて、この逸話が真実だったと証明されたわけです。

現在フルート協奏曲の傑作として有名な第2番は、オーボエ協奏曲のハ長調をニ長調に変えただけだとは信じられないほどの完成度です。

さすがに天才の技ですね。何調でもどんな楽器に変えても、素晴らしさには全く変わりありません。

フルート協奏曲もオーボエ協奏曲も全く甲乙はつけ難くどちらも傑作だと思います。

特にオーボエ協奏曲はモーツァルトでは唯一の協奏曲なのでより貴重なものでしょう。
よくぞ楽譜が残っていたものです!


モーツァルト:オーボエ協奏曲モーツァルト:オーボエ協奏曲
ワールト(エド・デ) ホリガー(ハインツ) ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

ユニバーサルクラシック 2003-05-28
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モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲/フルート協奏曲第1番/同第2番モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲/フルート協奏曲第1番/同第2番
アバド(クラウディオ) パユ(エマニュエル) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

東芝EMI 1997-05-16
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ワルキューレの騎行
この曲を聴くとコッポラ監督のアメリカ映画「地獄の黙示録」を思い出します。
ベトナム戦争で、この曲とともにヘリコプターの大群が北ベトナムの村を襲撃するシーンは血も凍るほどの恐ろしい迫力がありました。

この曲はワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」のうちの「ワルキューレ」の中の一曲です。

このオペラは4部に分かれていて、全て上演すると約15時間もかかってしまう超大作です。

実際では4日にわたって上演されますが、CDでもレコードでも全部聴かれたことのある方は、相当なワーグナーファンかそれとも相当な忍耐力のある人ですね。

私も全曲のCDを持っていますが、よほど気力が充実しているときしか聴けません。
あまりにも長いのでよく居眠りをしますが、何時間も寝たのにまだ同じ幕を歌っているのには驚いたことがあります。

しかしながら一度この壮大な空想物語にはまり込むと病みつきになる事請け合いです。

ワーグナー : ニーベルングの指環 (ハイライト)ワーグナー : ニーベルングの指環 (ハイライト)
セル(ジョージ) クリーヴランド管弦楽団 ワーグナー

ソニーミュージックエンタテインメント 2000-08-02
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ワーグナー : 「ニーベルングの指環」全曲
ワーグナー :  「ニーベルングの指環」全曲カラヤン(ヘルベルト・フォン) ハーゲン=グロル(ヴァルター) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

ユニバーサルクラシック 1998-04-05
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ヴァイオリンの絵を描きました
オーケストラの主役と言えばヴァイオリンですね。

衣擦れのような優しい音から聴衆を驚かせるくらいの大きな音も出ます。もちろん一人ではなく何十人という弦楽器群が出す音ですが・・・。

今日はパソコンの「ペイント」機能を使って愛用のヴァイオリンを描いてみました。

私は大人になってから、急にこの楽器がしたくなり、近所のヴァイオリン教室で小学生といっしょに練習したのです。

4分の1の小さなヴァイオリンを、的確な指使いで見事に弾きこなす小学生たちがとても立派に見えたものです。

数年習っただけで転勤、引越しでやめてしまいましたが、簡単な曲なら弾けるようになりました。

今では押入れの奥にしまったままで、ほとんど練習していませんが気候も良くなってきたのでまた練習しようかなと思っています。

ところで細かい線が多いので、マウスで描くにはちょっと難しく形がいびつになってしまいましたが、ヴァイオリンに見えれば幸いです。

モーツァルトの協奏曲を弾くのが夢でしたが、独学ではちょっと無理ですね。
ヴァイオリン


モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集ムター(アンネ=ゾフィー) ガルリツキー(ボリス) バシュメット(ユーリ)

ユニバーサルクラシック 2005-10-05
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おすすめ平均 star
star美しく震えるような音色
star芳醇にして緻密
starいろいろな楽しみ方が出来る名盤です

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運動会の定番〜クシコス・ポスト
あちこちの小学校で、運動会の歓声が聞こえる季節になりました。

運動会と言えば、徒競走、障害物リレー、そしてなんと言っても花形はクラス対抗リレーですね。

ふだん勉強は出来ないが体育だけは頑張る連中が、いちばん輝く日だと言ってもいいでしょう。
運動会の音楽

こんな楽しい運動会に花を添える音楽は「クシコスの郵便馬車」ではないでしょうか。

題名は知らなくても音楽を聴くと誰でもきっと運動会を思い出すはずです。
作曲者のカール・ネッケ(1850〜1912)はドイツ人でソナチネのほかピアノ曲を何曲か残しているそうですが我々が知っているのはこの「クシコス・ポスト」のみでしょう。

ハンガリーのジプシー音楽を連想させる軽快な音楽は、リレーのときのバックグラウンド音楽にはぴったりです。

私は長い間クシコスとはインカの町の名前だと思っていましたがハンガリーの地名で英語読みでそうなるのですが、正式には「チコシュ」と発音するそうです。

とにかくこの曲を聴くと運動会で活躍した子供の頃を思いだします。

運動会の音楽
運動会の音楽運動会用 レオン・グランド・オーケストラ 石川皓也

キングレコード 1997-12-22
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ワルツィング・キャット~子供のためのオーケストラ・ポップス・コンサートワルツィング・キャット~子供のためのオーケストラ・ポップス・コンサート
オムニバス(クラシック) フィルハーモニア管弦楽団 アンダーソン

コロムビアミュージックエンタテインメント 2003-07-23
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天使が作った音楽?




最近、モーツァルトのセレナードやディベルティメント(喜遊曲)などの単純な軽い?音楽をよく聴くようになりました。

以前は深刻なマーラーやショスタコーヴィチなどの交響曲を眉にしわを寄せて聴いてきましたが、この頃はほとんど聴かなくなりました。

今日は連休の初日で、爽やかな天気につられて久しぶりにモーツァルトのディベルティメントKV136番を聴きました。

爽やかな秋風のように吹き抜けるこの音楽は、一切の憂いもなく純粋の音楽の喜びを感じさせてくれるのです。

以前この曲をヴァイオリンで練習していたときとは印象が違いました。歳をとったせいでしょうか、若い時とは感受性が変化したのでしょう。

単純だと思っていた音楽がとても純粋な完璧な音楽だと気がついたのです。

こんな美しい曲が人間の手で生み出されただなんて信じられないほどの美しさです。
いや”美しい”と言う言葉すら空々しく思うほどの傑作だと思いました。

モーツァルトは交響曲のような大曲もいいのですが、喜遊曲、セレナード、などの小品にも珠玉の作品がひしめいています。

ますますモーツァルトとは神が人類に送り込んでくれた天使ではなかったのでは?と思わせるのです・・・・。

小澤征爾率いるサイトウキネン・オーケストラの心のこもった演奏はもっとも美しい演奏でしょう。


チャイコフスキー : 弦楽セレナード / モーツァルト / ディヴェルティメント K136 他チャイコフスキー : 弦楽セレナード / モーツァルト / ディヴェルティメント K136 他
小澤征爾 サイトウ・キネン・オーケストラ チャイコフスキー

ユニバーサルクラシック 2000-04-26
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アルルの女とはどんな女?
ビゼーの劇付随音楽「アルルの女」は第1&2組曲が有名ですね。

題名の「アルルの女」とはどんな劇なのだろうかと調べたら、フランスの小説家ドーデの短編小説集「風車小屋便り」の中のひとつだと分かりました。


あらすじは:プロヴァンス地方の町、アルルで出会った美しい女に恋をして、結婚を夢見る地主の長男が家族に猛反対されて、あきらめて他の女性と結婚することになります。ところがかのアルルの女が他の男と結婚をするということを知り、恋しい気持ちが再燃して、嫉妬に狂い思い余って自暴自棄になり自殺してしまうという悲恋物語でした。

この短編小説を知って初めてこの曲に込められた、暗い影が理解できたのです。

私は組曲ばかりを聴いてきましたが、あるときフランス語の語りつきの全曲盤(ラハバリ指揮BRTフィル)を見つけて、聴きましたが全編にあふれる死の影に、耳を疑うほど驚きました。

なるほど小説を忠実に戯曲にすればこうなるのかと合点がいきました。明るいはずの第2組曲のパストラーレ(田園曲)、ファランドールさえ暗く沈んでいます。

プロヴァンス地方の美しい風景を描いた「ゴッホ」の絵が明るいのにもかかわらず自殺という結末を知っているだけに、たまらなくやるせない気持ちになるのと同じです。

全曲版は曲の順序は全く違いますが、聴衆の気持ちを悲劇に向かって静かで激しい恋情に導いてゆくようです。
もし聴かれる機会がありましたら一度聴いてみてください。組曲とは全く違う雰囲気にびっくりされることでしょう。


それにしてもビゼーは美しい曲を作ったものですね。私はこの曲集が大好きです!

ビゼー:アルルの女(全曲)
ビゼー:アルルの女(全曲)トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団 オルフェオン・ドスティアーラ合唱団 ビゼー


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アルルの女・全曲



 

 

 


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小さな夜の曲
アイネ・クライネ・ナハトムジークのドイツ語を日本語に訳すと「小夜曲」となります。こう書いて「セレナード」とも読みます。

モーツァルトといえばこの曲が思い出されるほど有名な曲ですが、最近テレビなどで「癒しの音楽」の代表作としてこの音楽が良く紹介されます。一度聴いたら決して忘れられないほどの優雅なメロディですね。

なるほどこの曲を聴いていると心が和んできます。乳牛に聴かせるとおいしい乳を出すというし、植物に聴かせるときれいな花が咲くといいます。

これほど単純で完璧な仕上がりの音楽はないと専門家もうなるほどの傑作なのですが、暗い影がほんの少し感じられるのは第2楽章のみで、すべては明るく優雅でまた高貴なたたずまいすらあります。

この素晴らしい音楽は、これで完全かと思っていたら、実はメヌエットが2つあったのにひとつは紛失していていまだに発見されていないということです。残念なことです。

演奏は各楽器一台だけの弦楽五重奏としても素晴らしいし、大オーケストラの豪華な弦楽合奏のどちらも聴きごたえのある音楽です。

指揮者カール・ベームはウィーン・フィルの美しい弦楽器群の特性を生かせて心を込めて優しく指揮しています。

モーツァルト:セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
モーツァルト:セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」ベーム(カール) モーツァルト ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

おすすめ平均
starsモーツアルトの基本です
stars心が安らぎます
stars模範となる演奏のひとつ
starsアイネ・クライネならこれ

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なつかしい新日本紀行の音楽
台風が去ったとはいえ、雨が降ったり止んだりの、鬱陶しい天気です。

敬老の日の今日はゆっくり「姫神」の音楽を聴いています。心が癒される「姫神〜ひめかみ」の音楽を聴いていると、なぜか、昔NHKで放送していた「新日本紀行」のテーマを思い出しました。

東北地方の郷土のメロディやリズムを取り入れた姫神の音楽はシンセサイザーで演奏しているものの日本の農耕民族の遺伝子を感じさせたからです。

子供の頃、日本の地方の事情を紹介するNHKの番組「新日本紀行」の冒頭で、奏されるこの音楽はいまだによく憶えています。(1966年より放送されていました)

いきなりホルンのファンファーレで始まるこの曲は、やがて村祭りを思わせる笛や鐘と太鼓の音が遠くから聴こえてきます。この段階で子供心にももう何ともいえない懐かしさと優しさが胸をいっぱいにしたものです。

特に印象的なのは曲の要所要所でかすかに鳴る「拍子木」の音でした。私は拍子木がこんなにも音色の美しい楽器だとは知りませんでした。拍子木ひとつでこんなに日本の田舎を感じさせるのも見事ですね。

この音楽を聴いていると、稲が実った田んぼの向こうに霧でかすむ低く優しい山々が見えるような気がします。

今住んでいるところは、残念ながら無秩序に立ち並ぶマンションと、ごみが浮いた運河しか見えませんが・・・・


新日本紀行/冨田勲の音楽
新日本紀行/冨田勲の音楽東京交響楽団 冨田勲 大友直人

おすすめ平均
stars新日本紀行
stars新日本紀行!
starsあの日本的な情緒あふれるメロディーは、いつ聴いても郷愁を誘います
stars懐かしい冨田サウンド
stars日本の心をオーケストラで表現

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テレマンのオーボエ協奏曲
今日はテレマンのオーボエ協奏曲をご紹介しましょう・・・・

生前にはバッハをしのぐ人気と名声を博していたテレマンは一時期全く忘れ去られていました。

戦後のバロック復興以降、徐々にその姿をあらわしつつありますが、数十曲のオラトリオ、受難曲、数百曲ものカンタータ、アリア、管弦楽の為の組曲など数が多すぎて、まだ整理されていません。

そんな中でいろんな楽器の協奏曲も相当ありますが、テレマンはオーボエの為の音楽をたくさん作っています。

テレマンはオーボエの特質を十分に知り尽くしていて、その美点を最大限に引き出すよう作曲されています。彼の指揮するオーケストラに優秀なオーボエ奏者がいた証拠でしょう。

さて、ヴィヴァルディ、アルビノーニなどイタリアの作曲家は3楽章形式の協奏曲を完成させましたが、テレマンは4つの楽章の「フランス組曲」の伝統にそって作曲しています。

その多くが序奏ー急ー緩ー急の形式をとっていて、バロック音楽の枠を飛び越えたモダンな印象を聴き手に与えます。自由な発想の美しいメロディは21世紀の現代でも心に染み入ります。

ヴィヴァルディ、アルビノーニ、テレマンと3人のオーボエ協奏曲を聴いていると、それぞれの個性の違いがはっきりと分かりとても興味深いです。

好き嫌いはべつにしても、オーボエの楽器の能力を引き出したこれらの作品群は、管楽器協奏曲の歴史に残る傑作であることには違いがありません。

特にモーツァルトのオーボエ協奏曲以降ほとんど作曲されなかったので、これらの音楽は貴重なものです。CD店でもテレマンのオーボエ協奏曲集はほとんど置いていません。

オーボエ・ファンの私としては、これからもどんどんオーボエ協奏曲を発掘してもらいたいものです。


テレマン: ヴァイオリン&オーボエ協奏曲集
テレマン: ヴァイオリン&オーボエ協奏曲集ベルリン・バロック・ゾリステン マイヤー(アルブレヒト) リーバーマン(リュディガー)

おすすめ平均
stars心地良い音色の響き

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ヴィヴァルディ〜オーボエ協奏曲
ヴィヴァルディといえば「四季」が有名ですが、今日はオーボエ協奏曲を紹介しましょう。

彼はほとんどの協奏曲を急−緩−急の三楽章形式で書いたので、アンチ・ヴィヴァルディ派からは「500回同じ協奏曲を書いた」と批判されていますが、よく聴くと驚くほど変化に富んだ、旋律と多彩な表現が盛り込まれています。

形式のパターンが似かよっているので、注意深く聴かないと、同じ曲がリピートされているように感じるのでしょう。

オーボエ協奏曲は現在二十数曲残されていますが、オーボエだけでなくヴァイオリンやバス−ンの為の2重協奏曲も含まれています。
同時代にアルビノーニもオーボエ協奏曲を作曲していますが、アルビノーニはオーボエと弦楽が合奏協奏曲的に強調し合い、決して伴奏とは対抗しません。その点ヴィヴァルディは、完全に独立した楽器として対抗しています。

より「ヴィルトゥーゾ性(技巧的に優れた)」に富んでいるといえるでしょう。バロック音楽とはいえソロ楽器が縦横に活躍するこの協奏曲集は非常に先進的で、後の管楽器協奏曲の先駆的な作品になった事は確かです。


ヴィヴァルディはピエタ病院付属音楽院でヴァイオリン教師をしていましたが、多くの曲がこの音楽院のためになされたものでした。ここでは私生児や身寄りの無い女の子を集めて、音楽教育を施し優秀な奏者が何人も生まれたということです。

このような若い女性たちがヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲やオーボエ、フルート協奏曲を何の苦も無く弾きこなす風景はそれはそれは美しいものだったことでしょうね。当時の画家たちもその美しい演奏会の様子を描いたということです。

CDでは完璧なテクニックの「ハインツ・ホリガー」の協奏曲集が最高の演奏でしょう。

ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲がお好きな方は一度聴いて見て下さい。オーボエ独特の哀愁にあふれた音色に魅了されることでしょう。


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★インデアミューレ/ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲全集

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アルビノーニ〜ヴェネツィアのディレッタント!
哀愁ただよう美しいアダージョで有名なアルビノーニは、裕福な家庭に育ち(父親は製紙工場主)お金の為、あるいは生活のために作曲をしなかった芸術家でした。

こういう恵まれた環境で次々と作品を書き続けたアルビノーニは作品の表紙に”ヴァイオリン音楽家、ヴェネツィアのディレッタント(趣味人)”と記されていたのでした。

しかし、彼が37歳のとき父親が亡くなり、莫大な負債を背負い40歳の頃からは生活のために作曲をしたとされています。でも、商才もあったのでしょう、やがて音楽学校を開校して成功を収め、1750年79歳で生涯を閉じました。

ところで、アルビノーニといえばオーボエ協奏曲が有名ですね。私は学生時代この楽器を吹いていましたので、特に愛着があります。オーボエが得意の小気味のよいタンギングを生かした、明るい楽想はいつ聴いても心躍ります。

気分が落ち込んでいるときでも、この音楽を聴くといっぺんにスカッとします。澄み切った秋の空を思わせるどこまでも透き通った曇りの無い音楽です。また緩叙楽章(多くはアダージョ)はほのかな哀愁が漂っていて聴く人の胸を打つことでしょう。

アダージョ楽章のアルビノーニ”といわれるくらい美しい音楽を書いたことで有名で、これら第2楽章ばかりを集めたCDが出ていたことがあります。

どの曲を聴いても豊かで、多感な青春時代をまっすぐに過ごしただろうと思わせる純粋な音楽に心が洗われます。こんな、気持ちにさせてくれる音楽家は他にはメンデルスゾーンくらいでしょう。

ヴィヴァルディ、バッハに比べて現存する曲が少ないのですが、これから研究が進みどんどん発表されることでしょう。これからも新発見の曲を聴くことが楽しみです。


★ホリガー&イ・ムジチ合奏団/オーボエ協奏曲集

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新世界交響曲の魅力
これほど有名な交響曲もないでしょう。テレビの番組などでもよく使われていることでも分かります。

子供頃初めて聴いたとき、「新世界より」という題名から、この”新世界”とはどこなのだろうかと思っていましたが、”アメリカ”だと知って驚きました。19世紀ヨーロッパから見たら、アメリカは”新世界”だったのでしょう。

ドヴォルザークは1892年にニューヨークの音楽院の院長の要請を受けました。破格の年俸の魅力もあったのでしょうか、2年半アメリカに滞在しました。しかしながら深刻なホームシックに陥り悩まされたということです。現代のように国際電話が出来るはずも無く、故国のニュースも入ってこない100年以上も前のことです、明けても暮れても故国のことが思われたのでしょうね。

有名な第2楽章「ラールゴ」にそのときの心情がこめられています。
今現代この曲を聴くわれわれにもドヴォルザークの異国で感じた故郷への強い郷愁がひしひしと迫ってきます。聴けば聴くほど味わい深い、美しい音楽です。

このほか、この交響曲のあと、すぐに四重奏曲も書き上げて「アメリカ」という副題がつけられました。この曲もアメリカの黒人霊歌の影響を多く受けていて新世界交響曲に通じる深い郷愁を感じます。

アメリカの民謡や黒人霊歌の影響は受けているとはいえ、出来上がった作品はチェコの音楽そのものでドヴォルザークの作品の頂点に立つ素晴らしい交響曲になりました。

この交響曲は有名すぎてあらゆる指揮者が名演奏を繰り広げていますが、私が好きなのはチェコの指揮者クーベリックとベルリン・フィルの1972年の録音です。


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世紀の大スキャンダル?音楽
ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」のパリでの初演時の大騒ぎのことです。

1913年モントゥーの指揮のもと、この曲がもたらした大混乱はクラシック音楽史上最大のスキャンダルとなったのです。
20世紀とはいえまだ貴族文化が残っていた時代に、芸術的な音楽という概念を吹き飛ばしたこの前衛的なバレエ曲は人々を驚嘆させたのでしょう。

私も中学生のとき、初めてこの曲を聴いて、あまりの型破りの音楽に唖然としてしまいました。後に多くのオーケストラで実演に接するごとにますますこの音楽の巨大さが理解でき、初演当時の狂乱が分かるような気がしたものです。

ところが、それから数十年、最近CDなどで聴いても、あまり驚かなくなりました。いやそれどころかこれほど理路整然とした美しい音楽も無いような気がするのです。

私の中でも刺激に慣れっこになり、この過激な音楽が「結構、古典的な美しい音楽じゃないか・・・」などと思うように変化していったのです。
現在では、ラップ、レゲエ、ヘビメタといった自由奔放な音楽が氾濫しているいるので、この春の祭典もおとなしい「古典音楽」の範疇に入るのかも知れませんね。

この間聴いたモントゥー、やスゥイトナーの演奏はもはや前衛音楽ではなく、典雅な感じがするほどのおとなしい演奏に思えました。

春の祭典はこんなに美しい音楽だったのか!・・・と思ったのです。

さて、これからの時代、春の祭典が初演された当時の大騒動が起こるような前衛的な音楽は生まれるのでしょうか?

出来ればこんな、歴史的瞬間に立ち会いたいものですね・・・。

★ブーレーズ/ストラヴィンスキー:春の祭典


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ベランダにできた野菜を絵描きました
9月になりめっきり秋らしくなりましたね。
昼間は30度近い気温ですが朝晩が涼しくて気持ちのいい この頃です。

さて、先日家のベランダで出来た「苦ウリとキュウリ」を描いてみました。小さなベランダでもけなげになってくれるこれらの野菜を心を込めて描きました。
どのパソコンにもついている「ペイント」という機能を使って見ました。皆様は、この機能を使ったことがありますか?私は何年もパソコンを使っていましたが、こんな機能があるのに気がつきませんでした。

書店で”ペイントで絵を描こう”という本を見つけて、初めて知ったのです。こんな、楽しい機能があったのかと今更ながら驚いています。

とても簡単で、楽しいので皆様も一度試して見てはいかがですか?本当に楽しいですよ。絵を描いていて、小学校の図画の時間を思い出しました。
絵筆、消しゴム、拡大、塗りつぶし、スプレーなどの機能があり、色は無限にあるので、上手い下手にこだわらなければ、いくらでも描けます。もし、絵に興味のある方は私のペイント・クラブのサイトをご覧ください。描き方なども説明しています。

マウスで線を引くのであまり上手くかけませんが、徐々に慣れてくるでしょう。

さて、これらの野菜は晩ご飯のおかずとして我が家の食卓に加えられおいしくいただきました

花の描き方〜エリザベス・ハーデン
にが瓜ときゅうり


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秋に聴きたい交響曲
木々が紅葉する秋になれば、なぜか聴きたくなる曲があります。

それは、ベートーベンの交響曲7番です。この交響曲はそれまでの6曲とは様子が違い、リズミックで動的でまた熱狂的な交響曲です。リストはこの曲を「リズムの神化」と言い、ワーグナーは「舞踏の聖化」と評したそうです。では、なぜこんな激しい曲が秋に聴きたくなるかといえば・・・・

第2楽章「アレグレット」に盛り込まれたロマンと哀愁が秋を連想させるからです。

4分の2拍子の一定のリズムで音を刻む低弦の伴奏に乗ってビオラ、第2ヴァイオリン、第1ヴァイオリンと徐々にメロディが接続されてゆくこの楽章は、単純な旋律の中にも人生の秋を思わせる哲学的な思索とロマンを感じてしまいます。

中間部よりフルート、オーボエがまるで恋人のように寄り添い、ユニゾンで演奏するところはこの楽章でのクライマックスを形成しています。そしてそのあと、クラリネットのやわらかい音色で引き継がれ最後は弦楽器のピツィッカートで静かに消えるように終わります。

私はこの楽章を聴くと、心はいつも秋の紅葉の森を静かに彷徨している気分になります。なぜこういう情景が浮かぶかというと、初めて買ったレコード・ジャケットに城壁に絡まる「ツタ」の葉が真っ赤に紅葉している写真が載っていたからです。

なぜこの写真をジャケットにしたのか知りませんが、このジャケット写真を見ながら音楽を聴いていると、この写真の意味が分かったような気がしたものです。・・・・まさに第2楽章は秋の雰囲気だったからです。

ベートーベンの全作品でもこれほどロマンティックな音楽はないでしょう。この楽章は1813年12月8日の初演のとき第2楽章のみアンコールされたということです。それほど聴衆は感動したのです。そして4日後の12日に再演され、このときにも第2楽章がアンコールされました。

私もこの交響曲が大好きで特別な曲になっています。なぜならアマチュア・オケで初めて演奏した曲だからです。


ベートーベン交響曲7番&5番/クライバー/ウィーンフィルハーモニー秋の風景


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秋に聴きたい曲〜ブラームス
ハリケーンから日付け変更線を越えてタイフーンと呼び名が変わった台風12号が、日本の東の海を北上して行ってしまいました。

そのおかげか急に涼しく、秋らしくなってきましたね。

こんな静かな秋に聴きたくなるのは、(私は)ブラームスです。

特にクラリネット五重奏曲・作品115はブラームスの晩年の作品とあって人生の秋を感じさせる、憂いを含んでいます。

50歳を過ぎて創作意欲のなえていたブラームスが、ミュールフェルトというクラリネット奏者と出会い、その音色に惚れ込みたちまちその虜になってしまったのです。

その結果できあがったこの五重奏曲は、モーツァルトのクラリネット五重奏曲に比肩する傑作となりました。

この曲を支配しているのは陰影であり、限りない優しさと深さです。第1楽章は静かに立ち上がり、まるで朝霧が晴れてゆくようです。
続く楽章も静寂が漂い、孤独な雰囲気が支配していてまるで過ぎ行く人生を回顧しているような侘しさがあります。

若い頃は、この音楽は苦手で敬遠していましたが、最近ではブラームスがこの曲を作った年齢に近づいたせいでしょうかとても共感を覚えます。
最終楽章は最弱音の中を静かに消えてゆく・・・本当に秋にぴったりの曲ですね。


プリンツ/モーツァルト&ブラームス:クラリネット五重奏曲

プリンツ/ブラームス&モーツァルト:クラリネット五重奏曲

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バッハ少年時代の楽譜発見される!
”バッハ最古の直筆楽譜”という記事が9月1日の新聞に掲載されていました。

それによると、バッハが少年時代勉強のため当時の音楽家の作品を書き写した2つの楽譜がワイマールで見つかった、ということです。

ひとつは13歳のころのもので、後に弟子入りを願い出た当時北ドイツでは絶大な人気を誇っていた”ブクステフーデ”のオルガン曲を筆写したものと、15歳ころの”ラインケン”のオルガン曲を写譜したものでした。

少年期のバッハは、両親を亡くし雑役などで生計をたていたとされています。新聞に載った写真を見ても、楽譜は丁寧な筆致で貧しい中にも音楽への情熱を捨てなかったバッハの努力がうかがい知れて感動的なものでした。

          
               ************


バッハ・ファンの方ならご存知でしょうが、バッハは多くの先輩作曲家の作品を編曲したり、模写したりしてどんどん自分のものにしていった努力家だったのです。

特にイタリアでは有名な”ヴィヴァルディ”の協奏曲からは何曲も編曲して使っています。

戦後バロックブームになって、ヴィヴァルディが注目を浴びるようになってはじめて、バッハのオルガン協奏曲の何曲かがヴィヴァルディの協奏曲の編曲だとわかったくらいです。

バッハほどの偉大な芸術家が実は人並みはずれた努力家だったということがわかっただけでも、この直筆楽譜が発見された意義があるというものですね。

新譜、輸入盤、懐かしい名盤…充実の品揃え タワーレコード

バッハ

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TVで”天才モーツァルト入門”を見ました
先ほどまでNHKテレビで”天才モーツァルト入門”という放送をしていました。再放送だということですがちょうど見られてよかったです。

笑福亭笑瓶氏がモーツァルトに扮していたのには、大笑いしてしまいましたが、番組は結構まじめに作られており、オーケストラの生演奏もありとても楽しい90分間でした。

モーツァルトの音楽には頭をよくする働きがあり、マウスの実験によりドーパミンの分泌が12%も上昇するそうです。(ドーパミンというのは神経伝達物質で感情、思考能力を高めるそうです)

ベートーベンでは8%、バッハは7%という結果でした。医学的にも頭を良くする働きが証明されたので間違いはないでしょうね。

番組中では、モーツァルトの天才ぶりを象徴する事柄をいろいろ挙げていましたが、中でも最も驚いたのは、5才のときに初めて作曲したピアノ曲のメロディが、最晩年に作曲した歌劇「魔笛」の鳥刺し男、パパゲーノが歌う「おいらは鳥刺し男でござる」のメロディとそっくりだったことです。

5才にしてすでにモーツァルトの最高傑作である歌劇のアリアの萌芽があっただなんて、それこそ神童に違いありません。とにかく私はこの事実を今日初めて知ってびっくりしてしまいました。
今まであらゆる機会でモーツァルトの天才ぶりを紹介していましたが、知れば知るほどモーツァルトの偉大さが理解できます。


道理でいくら聴いても飽きたりしないはずですね

モーツァルト

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新しいパソコン〜我が家に来る!
長年使ってきた、ウインドウズMeが容量が少なすぎて、たびたび故障するのでやっと新しいパソコンを買いました

性能は飛躍的に向上したのに、値段は以前の半額ほどです。そしてうれしいことにモニターは薄型の液晶で机の上が広々使えすっきりしました。

でも、パソコンはテレビやステレオみたいにスイッチを入れたらすぐ使えるわけではなく、DSL接続や、データーの入れ替え、周辺機器のインストールなど厄介なことばかりですね。

以前はやり方を憶えていたのですが、一度設定してしまったらもう忘れていて、思い出せず悪戦苦闘の連続でした。

当初、誰の世話にもならずに、ひとりで出来るだろうと思っていましたが、結局は、3回もサポートの電話で専門家のお世話になってしまいました。

ところがこのサポート電話もなかなか相手につながらず、何十分も待ちぼうけの有様です。

世の中、私のように設定できない人が多いのだろうと実感した次第です。

パソコンの切り替えは一週間前から始めていて、前のパソコンのデータをコピーしたりして準備に時間がかかりました。この作業はまるで、家の引越しのようですね

体力は使わないのですが、普段使わない頭を使うので、くたくたになってしまいました。

今日はやっと”パソコンという家”の整理がついたので、こうしてブログを書く気になったのです。

性能がよくなり、ストレスのない快適なパソコンでまた、気楽なクラシック音楽に関する記事を書いてゆきます。

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