夜想曲〜Nocturne〜

クラシック音楽ファンに贈る♪名曲案内♪

メロディスト!ドヴォルザーク

今朝「題名のない音楽会」でドヴォルザークの交響曲第8番を取り上げていました。

日本人はなぜドヴォルザークが好きなのか?・・・ということを検証していました。例によって青島教授がチンドン屋を引き連れて登場したので大笑いしました。
教授の言うには付点音譜からくる「ぴょんこ節」というリズムが、日本人の古来から伝わるリズムでこれを聞くと嬉しくて踊りだすというのです。

チェコの田舎の踊りとこれが共通点があるのでしょうか、確かにドヴォルザークの作品には多く使われています。だから郷愁を覚えてしまうのでしょうね。それにメロディが美しいというのも魅力です。

有名な新世界の家路、ユーモレスク、スラヴ舞曲第10番、チェロ協奏曲など魅力的なメロディのオンパレードです。

どの曲も初めて聴く曲なのに、どこか懐かしい感じがするのです。特に交響曲第8番は「美しいメロディの宝庫」だと思います。演奏しても指揮しても、またただ聴いているだけでもすっきりとする気持ちのいい構成になっています。

楽器の鳴りのいい「ト長調」というのも影響しているのでしょう。弦楽器、木管楽器、金楽器とどの楽器もキラキラ輝くほどの響きの良さです。全曲を聴き終えた時の爽快感は格別です。

以前、生演奏でこの曲を聴いた時、最後のコーダの圧倒的な迫力に会場の拍手が鳴り止まなかったのを覚えています。この交響曲には聴衆を興奮させる要素にあふれています。

誰の指揮でも見事な演奏になるのですが私の愛聴盤は古いところではワルター:コロンビア交響楽団で、新しいものはメニューン指揮のロイヤル・フィルのものです。特にロイヤル・フィルのは90年代のデジタル録音で音に張りと潤いがあり、思いがけない名演だと思いました。


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インターネット出来なくてはただの箱

この月曜日にパソコンのインターネットがつながらなくなり故障が直るまでの3日間は、本を読んだり音楽を聴いて過ごしました。

パソコンがなければこんなに時間がゆったりとして、昔の自分が取り戻せたように感じます。
今日修理ができたのでインターネットを開くと、メールが100通あまり来ていたのでびっくりしました。このうち無駄なメールが90パーセントですが、いかに無駄に時間を過ごしているか思い知ったわけです。

この3日間はテレビを見ても面白くないので、オペラDVDを次々と鑑賞しました。ヴェルディの椿姫、アイーダ、モーツァルトのコシ・ファン・トゥッテ、それにグノー:ファウストです。こんなに一度に見たのは初めてでした。今までDVDを買うには買ったのですがなかなか見る時間がなく本棚にしまいこんだままでした。

このようにパソコンを使わないので時間に余裕ができたのです。パソコンがなかった昔では多くの映画や見たり、本を読んだのを思い出しました。最近は本も映画も見ることがなくなっていました。インターネットが楽しすぎるからです。

この状態が続けば、人間はどうなるのでしょうか?積極的に知識を得ようとする努力を惜しむのではないでしょうか。あまりにもインターネットがお手軽で便利だからです。

今回の経験から、週に2日はパソコンを開かない日を作るべきだと感じた次第です。

明日はワーグナーのローエングリンかタンホイザーを見ようと思っています。



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ヤンソンス指揮のハイドン

今日はFMで海外オーケストラのライヴ放送を聴きました。

指揮はマリス・ヤンソンスでバイエルン放送交響楽団の演奏でした。曲はヤンソンスお得意のチャイコフスキー第5交響曲とブラームの第2交響曲でした。
これらは、ヤンソンスの十八番で素晴らしいものでしたが、一番最後にハイドンの交響曲104番を聴いて驚きました。

ヤンソンスがハイドンを演奏することを知らなかったし、その演奏がまた見事だったからです。古典派のカビの生えたような古めかしい演奏が多いハイドンですが、ヤンソンスのはつい最近作曲されたかのような新鮮な解釈にあふれていたからです。

104番はハイドン最後の交響曲とあって、落ち着いた枯れた演奏が多い中、生気にあふれ今にも飛び跳ねんばかりの迫力がありました。

こんなに生き生きした交響曲が作れるのに「なぜこれが最後になったのだろう?」と思わせてくれるほどの若々しい息吹にあふれていました。
今まで、たくさんこの曲を聴いてきましたが、このように感じたのは初めてです。・・・・こんな、見事な演奏だと他の交響曲も聴いてみたくなりました。・・・果たしてCDは出ているのでしょうか?

アマゾンで調べたら下記のような素晴らしいCDが出ていました。今度買ってみようと思っています。

このように、今日は偶然に聴いたFMで新しい発見がありました。


ハイドン:交響曲第104番「ロンドン」&第100番「軍隊」、協奏交響曲ハイドン:交響曲第104番「ロンドン」&第100番「軍隊」、協奏交響曲
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シベリウス:トゥオネラの白鳥

突然の寒波で日本列島が一度に冬になってしまいましたね。あちこちで木枯し一号が吹き荒れ、北の方では雪まで積もりました。

こんな、寒い日は暖かい部屋で静かに音楽を聴くのが一番です。

冬にぴったりのシベリウスがいいでしょう。フィンランドが生んだ孤高の作曲家『シベリウス』は独特の技法で多くの名曲を作り上げています。

北国の作曲家シベリウスの曲の中で最も冬の雰囲気にぴったりなのは、交響詩「トゥオネラの白鳥」です。聴いていると身体が冷え冷えとしてきます。こんなに寒い曲はシベリウスしか書けないでしょう。

・・・この曲はフィンランドの英雄伝説、神話、古詩を集めた叙事詩「カレワラ」をもとにした4曲の伝説曲の第2番目の音楽です。

黄泉の国のトゥオネラ河に浮かぶ白鳥が、もの悲しい歌を歌っている、様子を音楽で表しています。弦楽器のトレモノの中をイングリッシュ・ホルンのソロがうねるように歌ってゆきます。

このテーマの暗くて美しいこと!とてもこの世のものとは思えないほどの美しさです。クライマックスは低弦楽器とホルンの和音に乗せてハープが、まるで雪が舞うように奏されます。

そしてイングリッシュホルンの旋律をなぞるように弦楽器群の強奏でくり返され、次第に消えてゆきます。まるで黄泉の国の暗闇に吸い込まれるように・・・・・。

ここまで聴いていて、ものすごく寒くなりましたので、ちょっと休憩して熱いコーヒーでも飲もうと思います。
それでは皆様、くれぐれも風邪にはお気をつけください。


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序曲のみが有名〜軽騎兵・序曲

冒頭からいきなりトランペットのファンファーレが鳴るこの序曲はスッペの代表曲になっていますね。こんなに有名な序曲なのに一向にオペラ全曲のCDやDVDが出たとは聞いた事がありません。オペラとして稚拙で聞く価値がないのでしょうか。それとも演奏が難しいのでしょうか。

どちらにしても一度は耳にしてみたいものです。

曲は、冒頭のファンファーレに続き馬のギャロプ風の行進曲に移り軽騎兵の颯爽とした姿を思わせてくれます。これほど単純な構成で見事な効果をあげる序曲も珍しく、聴き終えた後もいつまでも興奮が尾を引きます。
スッペの序曲は全てがこのように巧みに構成されていて、序曲だけでも立派な作品として残っています。

私は軽騎兵に始まって、「詩人と農夫」「美しきガラテア」「ウィーンの朝昼晩」などの序曲も大好きでよく聴きます。これらの曲はオペラの中の曲をうまく接続曲風にアレンジして使用し、見事な効果を生み出しています。

特に中間部はオペラのアリアでしょうか、そんな親しみやすい旋律が奏されるので序曲のみ単独でよく演奏されますね。36ものオペラを書いたとされていますが、私は「美しきガラテア」のみCDで聴いただけです。

是非、「軽騎兵」と「詩人と農夫」の2曲だけでもオペラ全曲を聴いてみたいものです。

ところで余談ですが、名前のスッペ(Suppe)はドイツ語では《ズッペ》と読みスープの意味なので、間違われないように《スッペ》と読んで欲しい・・・とのことがレコードのジャケットに書いてあったのも覚えています。

おすすめの序曲集はデュトワ指揮モントリオール交響楽団が素晴らしい演奏をしています。
それと現在国内唯一のオペラ全曲盤のCD「美しきガラテア」もご紹介します。


  

【CD】軽騎兵〜スッペ序曲集/デュトワ デユトワ 

【CD】スッペ:喜歌劇「美しきガラテア(全曲)」 / アイヒホルン

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